日々是好日
この言葉を、初めて知ったのは、かつて習っていた茶道のお稽古でした。
その時には、いい言葉だなあ、とは思いましたが、あまり実感もなく、ただ漫然としていました。
その後、色々なことがありました。
良いこともたくさんありますが、悪いこともあります。
改善したくても、自分では、どうしようもないこともあります。
悲しくつらい、そんな思いもありました。
時を経て、最近ふと気がつきました。
あまり芳しくない出来事など、新たな「今」を迎えるために、必要な事だったのかな、と。
人生の先輩方が、悟りをひらき、伝えてくれた言葉は素晴らしいな、と、思いました。
日々是好日
人生一度きり、毎日を、より大切に過ごしたいと思いました。
友人が主宰のムジーク・カンパニュラの、毎年恒例となりつつある、ハーブ園コンサート
二日間、別プログラムで出演します。
17世紀のイタリア・バロックを演奏している、La voce del Seicentoでは、カッチーニの歌曲を歌います。おそらく通奏低音の楽器はテオルボをカッチーニが想定して作曲した、「新しい音楽」から歌います。
また、その他にも、7月に予定している、久保惣記念美術館での演奏会の曲から、からたちの花、小さな空など。
他にもいくつかの演奏会に参加の予定があり、曲目が多くて、正直なところかなり準備が大変なのですが、せっかくの機会、友人も協力してくれますし、家族も見守ってくれています。
自分の可能性に挑戦しつつ、楽しんで頑張りたいと思います。
0コメント