発表会を終えて
先日、無事に発表会を終えることができました。
昨年は、やむなく中止とした発表会。
自宅教室の部屋で、発表会の代わりとしてできる範囲の事をしたものの、やはり、ホールで開催するものとは違います。
今年こそ、ホールでの開催を、と、準備を進めてきました。
一年間、発表会をお預けになってしまった、生徒たちへの励まし。
度々、発表会に向けて練習をしながらも、生徒さんからは、「きっとコロナで開催できなくなるんじゃない?」と問いかけられました。
そのたび、「それは心配しないで練習しましょう、先生が工夫して開催できるように考えます」と、繰り返し誓いました。
とはいうものの、相手は目には見えないもの、先の感染状況も・・・内心は不安でした。
それでも、生徒さんたちの希望をつなぎたい、その一心で、毎年ご一緒している他の教室の先生方と、話し合いと内容確認を続けて、感染予防対策の上で、ホールでの発表会を行えるように、準備を進めました。
そして、迎えた当日。
毎年、司会進行をステージ裏で陰マイクでおこなっておりましたが、今年は、裏でのアナウンスではなく、ホール客席内での司会進行に変更して、私は会場の様子を伺いながら、また、保護者の方々も生徒さんの姿を常に見ながら、の状態で司会進行を行いました。
会場内管理の責任の関係上、やむなくの初めての試みでしたが、会場の空気との一体感がより感じられて、かえって良かったように思いました。少々変かな?と感じたのは、5分前に行う会場アナウンスも、客席の前方で、皆さんに見守られながら、ホール側から提供された原稿を読み上げたことでしょうか・・・
生徒たちは、皆、熱演でした。
一年ぶりの喜びにあふれているようでした。
毎年、皆で合唱やリコーダーも演奏していたのですが、今年はその代わりにリズム遊び。
これも初めての試みでしたが、保護者の方もご一緒に楽しんでくださり、よかったです。
来年からも、取り入れてみようかな?と思いました。
発表会後のレッスンで、生徒さんたちは、早速、来年の発表会に向けての希望や計画を立てています。今年できたことの喜びと、今年はまだできなかったことや、新しくやってみたいことに、終わったばかりなのに、もう前を向いて、心を躍らせています。
生徒さんの笑顔の輝き、発表会を今年は開催できて本当に良かったと、心から思います。
来年も、素敵な発表会になるように頑張りたいと思います。
個人的には、演奏会に発表会、続いたので、さすがにオーバーワークな日々でした。
緊張感と不安とを何とかはねのけながらの毎日でしたが、何とかやりとげられてよかったです。ほっとしました。
とはいうものの、休む間もなく、しばらく手つかずになっていた、色々な事を順番に整理しなければなりませんが・・・やるべきこと、やらなければならないことが山積み・・・
未来に向かって歩み始めている生徒さんを見習って頑張ります。
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