心の歌を
先日、神戸布引ハーブ園にて開かれた、ムジーク・カンパニュラ主催のコンサート
「感謝の響き」に出演いたしました。
今回、友人のピアニストと、千原英喜さん作曲、野呂さかんさん作詞の
「みやこわすれ」を演奏させていただきました。
この歌曲集は4曲から成り、薔薇、はっか草、すみれ、みやこわすれ、のお花がテーマになっていて、ハーブ園での演奏会にはぴったり。
女声合唱でよく歌われている曲で、私自身も大好きな曲のひとつです。
この歌について私は、どこにでもいるような素朴な女性の、ごく普通の日常生活の中の、様々な心情や想いを感じ、共感する部分が多くあり、自分自身の心の中に湧き上がる想いのそのままを歌にしたい、と思いました。
緊張感や、余分な感情に邪魔されずに、心からそのままの歌をめざしました。
いわば、等身大の私を歌に投影した、ということになるでしょうか・・・
その雰囲気をこわさないように、ドレスではなく、あえての平服で。(でも花柄)
ピアニストも合わせてドレスから着替えてくれました。
録音を振りかえって聴いてみると、気になる点は色々とありますが、
自分の心と歌がひとつになって、ピアニストと心が合って、聴いてくださっていたお客様方とも一緒に空気を吸ったような、歌の心に共感してくださっていたように感じました。
不器用で決して上手くはないけど、私自身としては、やっとここに自分自身の足で立てた、と思えた本番でした。
力不足の点について、よくわかった事については、今後また精進したいと思います。
遠くから足を運んで、両親や友人が聴きにきてくれて、本当に感謝です。
見ず知らずの方からも、お声がけいただき、皆さまの応援してくださるお気持ちが、本当に嬉しく、またこれからも頑張れるエネルギーをもらいました。
ありがとうございます。
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