ピアノの先生の役割は・・・
コロナウィルス感染予防のために、人の動きや接触を減らさなければなりません。
学校は休校、図書館、公民館なども休館、習い事なども感染予防の為にお休みになりました。発表会や、お祭りも中止です。
人が「集まる」と、人の動きが管理できない。
どこにも行かない、誰とも会わない、これがベストですが、これから、長期に渡って、このやっかいなウイルスと付き合っていかなければなりません。
子どもたちは、3月からずっと学校には行けなくなってしまっています。
「うつさない、うつらない」
ここをしっかりと守りながら、人間らしく、健全に生きていく事を模索していくには、どうしたら良いのでしょう。
答えはわかりません。人生はじめての経験で、そして、世界中が未知との遭遇。
考えて、模索して、専門家の話を研究して、修正して・・・この繰り返しです。
でもこれ、楽曲研究や練習に似ています。
そして、ピアノの先生はピアノだけではありません。こんな時こそ、生徒たちの抱える悩みや不安に対しての相談相手にもなれる力が必要です。
先の見えない不安と戦いながら、いろいろな楽しみな行事を次々失なっている子どもたち。
レッスン中、マスク越しに、抱えている不安や悩みを相談してきます。
学校のことや、得体の知れない病気のこと、失った悲しみ・・・
少しでも、安心や希望を与えられるように、を、心がけたいと思います。
レッスンも、楽音~音を楽しむ、感じるコンサート~についても、感染予防に細心の注意をしています。
感染予防については、看護師や保育士、介護従事者の知り合いなどに相談をしました。
最も重要なのは、「手洗い」でした。
玄関を入ったところに、手洗い場をつくりました。感染予防第一難関クリアできたかな?
そして、こんなお約束を実行しています。
*入室前に、入口で手洗いをお願いする(玄関に簡易手洗い場設置)
*お互いにマスクの着用をする
*常時、換気を行う(扉を少し空けて換気扇をまわし、空気の流れを作る)
*手の触れる場所をレッスン入れ替え時アルコール清浄(鍵盤、椅子など)
普通通りには行えない、それなら知恵をしぼって、何かできないか考えたいと思います。
少しでも何かの形で、生徒たちの「希望」を残してあげたいので、何がいけなくて、何が良いのか、日々、悩み、探り、考え続けたいと思います。
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