祈り~バッハのロ短調ミサ~
先日、コレギウム・ヨハネスのよる、バッハのロ短調ミサの演奏会を無事に終えることができました。
昨年の予定でしたが、延期。
コロナ禍の中、有志で感染防止対策についての実証実験を行い、集合練習に備えました。
当初、参加予定のメンバーは、残念ながら一部変更になりました。
状況的に思うような練習ができず、ぎりぎりまで不安はありました。
そして迎えた本番。
ここにいるメンバーで演奏する、参加できなかったメンバーの分も含めて頑張る、
できない状況の中、できうることを最大限に頑張る、
そんな意気込みが心にありました。
一期一会
当日にしか会えない楽器もありました。
オルガンとチェンバロです。
いつもは、仮の楽器ですが、今日は借りの楽器。(笑)
ピアノもですが、鍵盤楽器は、当日に本番の楽器と出会う事が多いです。
この日の奏者さんたちも、リハーサルの前から、ほかの方以上に面持ちが違いました。
楽器と出会ってすぐに、その楽器の特性をつかみ、本番までに仲良くならないといけないので、想像以上に大変なのです。
本番は、本当にあっという間でした。
良い緊張感のなか、楽しんで演奏できたと思います。
本当に、この演奏会ができたことに感謝するとともに、ここまでの道のりは厳しかっただけに、本当に嬉しかったし、大変貴重な時間でした。
皆、同じ思いのようで、演奏会後のコメントは、また演奏しよう!でした。
次は、マスクなし、通常の配置で演奏したいものです。
親友が、動画を撮影して送ってくれました。
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